*スマイルごはん*を始めよう

地球も私たちも笑顔になれるごはんや暮らしのこと

絵本や物語とお菓子

絵本や物語からお菓子を想像して作っています。

こんな果物がでるからこんな物にしようかなとか、

この国はこんなお菓子食べているのかな・・・というように。

 

絵本の中に出てくるお菓子というよりは

そのお話からイメージできるお菓子といったほうがいいかもしれません。

 

さて、イメージが固まったところから、

材料はどうするか。

 

焼き菓子ならバターに卵、小麦粉、砂糖・・・

と王道で作れば絶対美味しい事はわかっているのですが、

王道から少し、かなり?外して作っています。

 

絵本や物語を楽しむ心はみんな共通なのに、

その本の世界をお菓子と一緒に楽しみたいと思う気持ちも共通なのに、

食べられる人と食べられない人がいるのはちょっと変かなあと思って。

アレルギーがあるからという理由で

本の世界がみんなより楽しめないなんて悲しいから。

 

そういった気持ちからお菓子の材料は

体に優しいものをということから

米粉、甘酒、みりん、菜種油・・・などを中心に作るようにしています。

きび砂糖、アーモンドパウダーなども使ったりはしますが、

できる範囲でできたらいいなあと思っています。

 

でもどんな世界も研究をしてくださる方がいて。

ありがたく本を参考にさせてもらっています。

 

誰にでも「どうぞ」といえるお菓子を作りたいなと思っています。

 

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試作をする時間も幸せ。何度も試作するので自分にとっても負担が少ない方がありがたいです。

 

 

 

思い出のコーヒーゼリー

コーヒーゼリーが子どもの頃から大好きです。

甘い物がそれほど好きではなかった私にぴたっとはまったのでしょうか。

コーヒーの苦さとシロップの甘さと…

あの絶妙な感じが大好きです。

 

小学生の頃、家族旅行で山形に行ったのですが、

帰りの新幹線待ちの時間に食べたコーヒーゼリーがほんとうにおいしくて。

何十年たっても「あのときのゼリーは美味しかったね〜」と亡き母とよくうっとりと話したものです。

 

ただ、どんなゼリーだったのかは覚えておらず、「おいしい」という感動だけが残っています。そのおいしさの感動の枠組に合わせて作ったコーヒーゼリーです。

簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。

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ぽっぽのおはなしカフェ(10月)

10月18日、19日と2日間、ぽっぽのおはなしカフェがありました。

今回は新らたに参加してくれた人もいて、本好きメンバーが増えました。

嬉しい限りです!

 

今回のテーマは

「世界そっくりな昔話」ということで、

あれ、この話どこかで聞いたような…というもやもやをスッキリさせてくれました。

 

中でも気になったのはおはなしで読んでくれた

『ぬか福と米福』。

日本版シンデレラなのですが、日本らしさが笑える…というか

どうしてそのような!?みたいな唄を詠む場面などがおかしいのです。

 

本の世界が広がるのはとっても楽しい事ですね。

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この倍ぐらいの本を用意してもらったのですが、写真を撮っていなかったことに後から気がつき…うっかりしてました。

 

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こちらははる子さんが読んでくれた本です。

「詩」もいいんですよ。

詩の本は自分ではなかなか手に取らなかったのですが、

声に出して読んでもらうと体に浸透する気がします。

今回は、可愛らしいお人形が登場し、ほこっとしました。

 

 

さて、今回のお菓子です。

『ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん』

スウェーデンのものですが、森が近くにあるとこんな想像がふくらむのだろうなというかわいらしいお話でした。

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米粉、甘酒をベースに作った

「ブルーベリーのスクエアケーキ」です。

何度も試作をして微調整。美味しくできましたよ!

 

本の探偵さん

最近、こんな本を借りてきました。

 

本の探偵事典 (ごちそうの手がかり編)

本の探偵事典 (ごちそうの手がかり編)

 

 

「何かの本でこんな料理がでてきたんだけど、何の本だったかな・・・」

という人のための本なのかな。

児童書や絵本に関してです。

 

著者のあかぎかんこさんは日本で唯一の「本の探偵」さんなんだそうです。面白いこと考えるなあと思って。

 

たとえば

ドリンク・スープのページを開けば

くまのパディントン」にはおだんごスープがでてきますよ。

「アンと山のこびと」にはきのこスープがでてきますよ。

という風に本が紹介されているわけです。

 

読んでみたいと思わせる本が沢山出てきます。

「こんな本があるのか、へえ〜」っていうことだけでも充分楽しめます。

中には、古そうで自分ではぜったい選ばない本も紹介されているのでそれもまた新鮮です。

 

読みたい本のページに付箋をぺたぺた貼って。

図書館に行く楽しみがまた増えました。

 

このシリーズには

「いろの手がかり編」

「どうぐの手がかり編」

というのもありましたよ。

 

本の世界を広げてくださるあかぎかんこさんに感謝です。

楽しいから買ってしまおうかと悩み中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

お月見のデザート

森ノオトにお月見にちなんだ記事とレシピを書きました。

お月見、大好きだなあ。

 

母と一緒に準備したことを温かい思い出として胸にしまってあります。

 

お月見といえば月見団子なのですが、ちょっとした理由があって?デザートも作りました。もちろん月見団子もお供えしますよ。

 

「ちょっとした理由」は記事を読んでみてくださいね。

 

そして、このレシピで使っている白キクラゲに今夢中です。

酢の物に美味しいし、みそ汁やカレーにも入れてます。

お肌がきれいになれそう!?と思って、せっせと食べていますよ。

 

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30分のお掃除タイムとトイレのブラシ

お掃除の師匠。ごんおばちゃま。

 

タイマーを30分にセットして

掃く、拭く、仕上げ

毎朝、このルーティンワークをなさっているそう。

 

30分で終わるのかなあと思いながら計ってみました。

 

今日やったのは

トイレ、洗面所、寝室、リビング、階段、脱衣所、玄関…

手を付けていない場所はもちろんあるのですが、意外と30分って長くって、思ったよりできるもんです。

 

我が家は床に物をおきっぱなしで出かける人がいるので、片付けるのに少し時間が余計にかかりましたが、掃く、拭く、仕上げだけだったらもっと進むはずです。

 

全部やろうと思ったらもちろんもっとかかりますけど、

「30分でどのぐらいできるのか」

これが、わかったのは非常によかったです。

 

でも、これを毎日やらねば意味がない。

できそうかな。

30分ならできそうな気がします。習慣になったらいいなあ、これ。

 

そして、最近、処分したもの。

トイレのブラシです。

拭き拭き掃除にしました。

便器の中も。

当たり前なのでしょうが、毎日拭いていると「トイレ=汚い」ではなくなってきます。

そして、「トイレ掃除、嫌だなあ」というのもなくなってきました。

ひそかにきれいになっていることを家族は気づいているのだろうか…

まあいいのだけど。

 

 

 

 

 

 

大人のためのおはなし会(9月)

9月は、20日(水)、21日(木)の2日間で行ないました。

テーマは

「おじいちゃん、おばあちゃんと子どものいい関係」

親子とは違うよい意味での距離感。

おじいちゃん、おばあちゃんは、親が気づかない事や忙しくておざなりなってしまうようなことを孫たちにしっかりフォローしてくれているように思います。

 

絵本から伝わることがたくさんあります。

 

今回は絵本だけでなく、児童書の紹介もあり、また読みたい本が増えてしまったなあという感じ。

知っている本もたくさんあったのですが、もういちど読むことで

「ああ、そうだよね、おばあちゃん(おじいちゃん)っていいよね。」と

あらためて思ったりします。

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はる子さんが紹介してくれた本たち

 

今回は小さなお子さんを連れて参加してくださった方がいて。

おはなしの時間はママだけ参加なので、託児付きということになっています。

 

ここでもぽっぽのおばあちゃんと小さな子どものステキな関係が生まれてましたよ。

なんだか楽しそうな声が聞こえてきて、こちらまでうれしくなってしまいました。

おはなしが終わった後も、お二人は盛り上がって?おり、ティータイム中もずっと「おばあちゃんと小さな子どものよい時間」を過ごしてくれたようです。

ぽっぽの魅力がまた一つ増えたんだなあって思いました。

 

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こちらはプログラムの本です。

どれもよかったなあ。

 

「ぼくのおじいちゃんのかお」

これはご自分のお父様を思い出したという方もいて。

文字は少ないのに、おじいちゃんの顔はその何十倍もいろいろなことを私たちに語りかけてきます。

 

「ツルさんの目はなぜ青い」

こちらははる子さんの素話でした。

想像もつかないおはなしの展開。ちょっとすごいなあ。ツルさん。

でも、ほのぼのとあたたかさも伝わるおはなし。

アラスカ・エスキモーの昔話だそうですが、国が違うと発想がここまで違うのかと新鮮な驚きでした。

 

「エマおばあちゃん」

このお話は大好きです。私の憧れのおばあちゃん像です。

猫と暮らし、自分のやりたいことを生き生きと楽しんでいる。

こうなりたいものです。

 

「よあけ」

これも文字は少ないけれど、とてもすきです。

絵の力。そして、削ぎ落とされた言葉の力。

この本はやはり誰かに読んでもらうのがいいですね。

 

今回も心が満たされました。大人のおはなし会。ばんざーい!

 

 

さて、おやつは…

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ヨーグルトと甘酒のゼリー コケモモジャム添えです。


今回は、「ツルさんの目はなぜ青い」に合わせてコケモモを使ったデザートに。

私はコケモモを摘むかわいいお話を想像しながら作ったのですが、実はこのお話の中ででてくるコケモモの役割って、びっくりなんです。

いつもだったら、話の内容を教えてくれるはる子さんが、なぜか、言葉少なく、「コケモモでてきます」というだけの情報。おはなしを聞きながら、「やられた!」と思いましたよ。(いい意味でね)

 

お話の内容は詳しくは書きませんが、興味のある方は読んでみてくださいね。

 

紅茶にもコケモモジャムを入れてみました。

コケモモジャムって初めて食べました。甘酸っぱくて美味しかったですよ。