大人のためのおはなし会(9月)
9月は、20日(水)、21日(木)の2日間で行ないました。
テーマは
「おじいちゃん、おばあちゃんと子どものいい関係」
親子とは違うよい意味での距離感。
おじいちゃん、おばあちゃんは、親が気づかない事や忙しくておざなりなってしまうようなことを孫たちにしっかりフォローしてくれているように思います。
絵本から伝わることがたくさんあります。
今回は絵本だけでなく、児童書の紹介もあり、また読みたい本が増えてしまったなあという感じ。
知っている本もたくさんあったのですが、もういちど読むことで
「ああ、そうだよね、おばあちゃん(おじいちゃん)っていいよね。」と
あらためて思ったりします。
今回は小さなお子さんを連れて参加してくださった方がいて。
おはなしの時間はママだけ参加なので、託児付きということになっています。
ここでもぽっぽのおばあちゃんと小さな子どものステキな関係が生まれてましたよ。
なんだか楽しそうな声が聞こえてきて、こちらまでうれしくなってしまいました。
おはなしが終わった後も、お二人は盛り上がって?おり、ティータイム中もずっと「おばあちゃんと小さな子どものよい時間」を過ごしてくれたようです。
ぽっぽの魅力がまた一つ増えたんだなあって思いました。
こちらはプログラムの本です。
どれもよかったなあ。
「ぼくのおじいちゃんのかお」
これはご自分のお父様を思い出したという方もいて。
文字は少ないのに、おじいちゃんの顔はその何十倍もいろいろなことを私たちに語りかけてきます。
「ツルさんの目はなぜ青い」
こちらははる子さんの素話でした。
想像もつかないおはなしの展開。ちょっとすごいなあ。ツルさん。
でも、ほのぼのとあたたかさも伝わるおはなし。
アラスカ・エスキモーの昔話だそうですが、国が違うと発想がここまで違うのかと新鮮な驚きでした。
「エマおばあちゃん」
このお話は大好きです。私の憧れのおばあちゃん像です。
猫と暮らし、自分のやりたいことを生き生きと楽しんでいる。
こうなりたいものです。
「よあけ」
これも文字は少ないけれど、とてもすきです。
絵の力。そして、削ぎ落とされた言葉の力。
この本はやはり誰かに読んでもらうのがいいですね。
今回も心が満たされました。大人のおはなし会。ばんざーい!
さて、おやつは…
今回は、「ツルさんの目はなぜ青い」に合わせてコケモモを使ったデザートに。
私はコケモモを摘むかわいいお話を想像しながら作ったのですが、実はこのお話の中ででてくるコケモモの役割って、びっくりなんです。
いつもだったら、話の内容を教えてくれるはる子さんが、なぜか、言葉少なく、「コケモモでてきます」というだけの情報。おはなしを聞きながら、「やられた!」と思いましたよ。(いい意味でね)
お話の内容は詳しくは書きませんが、興味のある方は読んでみてくださいね。
紅茶にもコケモモジャムを入れてみました。
コケモモジャムって初めて食べました。甘酸っぱくて美味しかったですよ。