子どもは(大人もきっと)おはなしが好き
夏休み、我が家で行なわれていること。
寝る前に「おはなしを読むこと」です。
私たちはそれぞれ好きな本を読んでから寝るというのが習慣なのですが、
それに追加された感じです。
私自身がおはなしを聞くことが大好きになってしまった今、子どもたちにももっと聞かせたいなと思って、おはなしの本を何冊か、図書館や「おはなしのへや ぽっぽ」から借りてきています。
半年前までは存在もしらなかったこの本たち。
森ノオトの取材で「ぽっぽ」のはる子さんに出会えたことが私の世界を広げてくれたなと思います。
さあ、そして「我が家のおはなし会」開催への 地道な作戦?がうまく進んでいます。
部屋に本を置いておく
↓
息子が自分で読み出す(しめしめ…)
↓
枕元に置いておく
↓
「今日の夜、読んで」という(やったあ!)
↓
何日かリクエストがあったので、読む
↓
「今日は何のおはなしにする?」と定着する(大成功!!)
しかし、読んでみるとなかなかむずかしい。言い回しや方言など、初めて声にだして読むものはスムーズにはいかないんですが、そこは許してもらって。(前もって練習すればいいのでしょうが)
でもさすが、選ばれた「おはなし」たちです。
毎回、「おもしろかったね!」と感想を述べてくれますし、怖い話のときは「もうひとつ、楽しいの読んで!」と要望が。
怖い話で眠りにつきたくないという気持ち、わかりますよね。
「素話」のように聞かせられたらもっともっと引き込まれて、楽しんでもらえるんだろうな〜と思います。
語り部たちが乗り移ってくれないだろうかと、努力しないでうまくいく方法を妄想してしまいます。
「覚えておはなしする」
すごいことです。しかも伝わる力のすごいことったら。
憧れは持ちつつも、そこまでとてもがんばれそうにないので、少しでもつっかえないようにと落ち着いてゆっくり読むようにしています。
学校が始まると忙しくなってしまうけれど、続けられる範囲で「我が家のおはなし会」続けたいなあ。
真夏の熱いお茶
先週、体調を崩しました。
外出したときに、扇風機の風、エアコンがきつすぎたようで。
久しぶりの高熱。
38.8度。
夏の高熱というのは、なんだか微妙で。
あったかくして…というのもむづかしい。
でも家族が「暑い暑い」と騒いでいる中で、ひとり「寒い寒い」と布団かけてました。
汗もかけたら下がるのにと思うのですが、こんな状態のときは汗もでない。
体って不思議です。
寝ているほど、辛くない。
でもなんか本調子ではなくて。
こんな状態が2、3日。
そんなときに熱〜い日本茶を飲んでみました。
おお!
汗がでるでる。
ちょうど治りかけだったこともあるのかな。
これを機に治りましたよ。
それから不思議なのですが、冷たい物がそんなに飲みたくなくなって。
それまでは氷口に放り込んだりしていたんですけどね。
母がよく言ってました。
熱いお茶は喉の乾きがとまるのよって。
なんだか体が少し変わった気がしました。
おはなし会・はしごした息子
ぽっぽで「こわ〜いおはなし会」がありました。
ちなみにその日、息子はおはなし会に3回も行きました。
おはなし会の「はしご」です。
その日の「ぽっぽのおはなし会」は夏休みなので午前の部と午後の部(こわ〜いおはなし)が開催されました。
1回目。
まずは午前中。小さい子むけのおはなし会。すごーく若いお客様が来ていたのでいつもと違う雰囲気でした。かわいすぎて、そちらを見てしまうのよね…
2回目。
午後、息子を図書館に連れて行き宿題をさせていたら(家ではおしゃべりが止まらずはかどらないので)「おはなし会が始まりますよ〜」とのアナウンス。
私のそわそわした心が読み取られたのか、「ママ行きたいでしょ」と息子。
「うん、行って来ていい?」と聞くと
「僕も行きたい!」とのこと。「べ、勉強は?」とも思ったのですが、おはなしを聞くのはいいかなと思って、二人で30分のおはなし会に参加しました。
3回目。
夕方、一番楽しみにしていた「こわ〜いおはなし会」。
すっごくうきうきと出かけていきましたよ。
(私は用があって参加できず)
このおはなし会は、ぽっぽのはる子さんが「こわ〜いおはなし」をひとつ。
それから、子どもたちが準備した「こわ〜いおはなし」を聞いたそうです。
本を読んでくれた子、お話をおぼえてきて話した子・・・
みんなすごいなあ。
そして子どもってこわいおはなし好きなんだなあ。
いつもと違うメンバーも参加してくれおもしろかったとはる子さん。
息子曰く、電気ではなくろうそくでのおはなしがを怖さを引き立てたそうです。楽しそうだなあ・・・
それにしても。
落ち着きのない息子ではあるけれど、「おはなし」を聞くときは集中している。
もっと聞きたいといっているので、今度大人向けのおはなし会(静かに聞ける小学生は入ってOK)に連れて行ってみようと思う。
自分で読む本もいいけれど、人から聞くおはなしは心に残るように感じる。
もっと、おはなし会があちこちであればいいのになと思う。
幼稚園の記事を書きました。
私の子どもたちはそれぞれ違う幼稚園に通いました。
(時間的な都合があって。)
どちらの幼稚園もよかったのですが、
今回は長女の通った「かえで幼稚園」を取材してきました。
通ったのは長女ですが、親である私が得ることが多かった幼稚園でした。
ここで学んだことは今も子育ての軸になっています。
ぽっぽのおはなしカフェ(7月)
ぽっぽのおはなしカフェ第4回が終わりました。
おはなし会のプログラムはこちらです。
1.詩「虫けら」大関松三郎/詩
『幼い子の詩集 パタポン②』田中和雄/編 童話屋 より
2.おはなし「ねずみの小判干し」
山形県の昔話『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館 より
3.絵本『むぎばたけ』
アリスン・アトリー/作 矢川澄子/訳 片山健/絵 福音館書店
4.絵本『LA PETITE MARIONNETTE』
Gabrielle Vincent/ 作 casterman
1から3までは田畑の季節感を表したもの。
はる子さんの素話がいいんだな、これが。
4は今回のテーマである文字のない絵本でした。
文字のない絵本をたくさん紹介してもらいました。
文字のない絵本。
今までは魅力をあまり感じたことがなかったので、ほとんど読んだこともありませんでした。
でもでも。
面白さに気づいてしまいましたよ、私。
「文字のない絵本」といっても
ストーリーのあるもの、絵をじっくりみて楽しむもの、
おとなでも楽しめるもの…
本当にさまざま。
文字のない絵本を読んで気づいた今までの絵本の読み方。
- 今までは文字を追いかけてしまい、絵をあまり見ていなかった。
- 内容さえわかればいいと思って、どんどん読んでしまっていた。
ということです。
そして、子どもは絵本を読むのが上手。
文字のない絵本を借りてきて家に置いておいたのですが、子どものほうが 絵をしっかり見ていることがよくわかりました。
一緒に読んでいると、大人の私は気がつかなかったことをいくつも教えてくれました。
本来、絵本の読み方なんて練習する必要なんてないはずですが、文字のない
絵本を見ることで今まで、使われていなかった機能が動き出した感じがします。
また、絵だけで作られている絵本を読むことで、普通の絵本の読み方も変わってくるのかなあとも感じています。
参加された方も
「ストーリーのあるものは映画を見ているよう…」 とおっしゃっていました。
また、子どもには早く文字のたくさんある本が読めるようになってほしいなと思うのが親心。
文字のない絵本を借りてくると「なんで?」と思っていましたが、あせることもないのかなあと。
子どもにしか読めない力もあるのかも知れません。その力を存分に発揮させてから文字のたくさんある本に進んでもいいのかなとも思います。
お気に入りの本がたくさん見つかってしまって困ります…
今まで素通りしていたのにね。
そうそう。今回はわらび餅。
「ねずみの小判干し」ではおじいさんが大豆の畑にいきます。
きなこのお菓子かなあと。そして涼しいしね。
水だし冷茶とともに。
風邪でお休みしている娘に…
読み聞かせ講座最終日。
楽しみにしていたが、娘、まさかの発熱。
置いて行くには心配だし、可哀想だし。
ということで、無念ですが、キャンセルしました。
午後になるとようやく回復の兆しが見え、眠ることもできず、退屈そう。
これはチャンス!と思って、普段なかなかできない読み聞かせをすることに。(私の中にも読み聞かせ講座への思いが消化されていなくてというのもあって。)
何冊か借りている本を持って、寝ているところに押し掛ける私。
娘が選んだ本は
ぐりとぐらとくるりくら (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)
- 作者: なかがわりえこ,やまわきゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1992/10/31
- メディア: 大型本
- 購入: 3人 クリック: 28回
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大きくなってもこういう本、見たいよね。
「手、ながーい!」
「絵もかわいいね。」
「このお話書いた人の本、なんだったっけ?」・・・
などと娘と二人、静かな時間が過ぎて行ったのでした。
そもそも、なぜこの本を借りていたのかと言うと。
息子が手が長ければいいな〜みたいな話をしていたのを聞いて、
私がこの本のことを思い出し、借りてきたのでした。
息子も楽しそうに読んでいましたよ。
三年生読み聞かせ
七月の読み聞かせはこちらにしました。
大好きな本なので、なぜか2冊も家にある。(間違って買ってしまった)
夏休みのワクワクした気持ちをより盛り上げてくれる本ですよね。
自分で仕事を作ってお金を稼いでいるのもなんだかかっこいいし、わからないことをちゃんと図書館で調べて作業に取り入れているのも「自分でもできるんじゃないか?」って子ども心をくすぐっている気がして。
お話としてもおもしろいし、いい本だなあと思う。
図書館の司書さんが読み聞かせ講座のときに「限られた回数の中で出会ってほしい本を読んであげたいですね。」とおっしゃっていた。
まさに選書って大切だなあって思う。
ただ、今回、緊張していたのか、練習不足か、何回か間違えてしまい、息子に指摘された。(むずかしい本ではないのに…。)
子どもとしても、自分の母が読んでいると、失敗しないかな?みたいな心配が他の子以上にあって、話に集中できないかもね。
反省。もっと練習します。
学校の司書さんに昨日言われてうれしかったことは、以前読んだ「ものぐさトミー」。(私の他にも読んだ方がいて続けて2クラスで読んだってことかな。)
「今までは見向きもされていなかったのに、今は次々借りられていて戻ってきません。」と言われたこと。
「やったね!」と思う。