学校で「おはなし」を読んでみました
大人のためのおはなし会を始めて、ぽっぽのはる子さんの素話を聞くことが増えました。
私自身、おはなしの世界に大好きになってしまったので、家でも子どもたちに読んでいますが、学校の読み聞かせの時間にもいつか挑戦してみたいなと思っていました。
そして、9月の読み聞かせに挑戦することにしました。
長女は、自分のクラスではないのですが、
「絵本じゃなくてもいいの?今日はこれを読みますっていうの?」
「間違えちゃダメだよ。みんな心配になるから」(おっしゃる通り!)
とかなり心配してくれて。(頼りない母?)
でも、母がんばるよ!と決意は固く。
選んだのは、はる子さんから聞いたおはなしでとても好きになったもの
「小石投げの名人 タオカム」
すごくステキなおはなしです。
子どもたちにも私が思い描いたタオカムの世界を見せたくて。
みんなをこの世界に連れて行くためには、私が楽しまなくては!と思って、何度も練習しました。
耳から入ってくるおはなしの楽しさ。
自分で自由に頭の中に絵を描き出す楽しさ。
これを体験してほしいなあと思って。
当日は
「緊張する〜。はる子さん、乗り移って〜」こんな心境でした。
子どもたちの反応は…
とーってもよく聞いてくれました。
私は本を読んでいるので子どもたちの顔は見られないのですが(これが残念で)
タオカムの世界を楽しんでいるのが伝わってくるのです。
ああ、子どもたちの表情が見たいよ〜と思いながら読み進めたのでした。
はる子さんのように素話だったら子どもたちの顔も見られるし、より一緒に楽しめるんだろうなと思いましたよ。
また、おはなしもぐぐっと伝わるんだろうな。憧れます。
でもうれしかったなあ。楽しかったなあ。
図書ボランティア、すてきなお仕事だなあって私が幸せな気持ちになれました。