大きくなった子どもにも読み聞かせ
子どもたちには、たくさんの本を読んでほしいと思っています。
そこで、小さく私が続けていること。
- 図書館などから借りてきて本を置いておくこと
- 自分もいつも本を持ち歩くこと
- 寝る前に読み聞かせをすること(毎日はむずかしいので、読めるときには)
ひとつめ。
本をいつも身近においておくことで、なんとなく手を伸ばして読んでもらえばいいと思っています。強制はしません。読まずにそのまま返すことも多いです。
ふたつめ。
大人が本を読んでいる姿をみることで、それが当たり前なんだと無意識の認識?をしてくれたらいいなと思って。
(もちろん、自分が読みたいから持ち歩いているので、おまけの効果を狙っているだけです。)
みっつめ。
読み聞かせ。
復活させました。
普通、こんな大きくなったら(小学3年生、6年生)自分で読みたい本を読めばいいよと思いますよね。
でも、間違っていました。
自分で読むことと人におはなしを聞かせてもらうって、全く別の世界です。
私自身が、読み聞かせをしてもらって気がつきました。
脳みそは別の部分が使われていると思われます。
どんな本を?
私は、子どもが選ばないと思われる本、私が読まなければ出会うことはないと思われるおはなしを読みます。
昔からあるおはなしが多いです。ロングセラーには理由があると思うからです。
読んでいて気づくのですが、「これで終わり?」「ええ!?」といったおはなしも多いのです。
どうしても、「めでたしめでたし」と終わってほしい人間の心理。
でも、いいんだろうなと思っています。
だって、世の中、「めでたし」で終わらないことってたくさんありますものね。
理不尽なこともたくさん。
本で経験しておくって大切なことだと思うのです。
これぞ、経験値。
自分がいやな目にあったときに、「そうそう、こういうおはなし、昔聞いたよね。」
「こういう人ってあの本にいたよね。」
って思えることが立ち直りのヒントになるかも知れません。
もちろん、楽しく終わる本も読みますよ。
人生いろいろ。
本もいろいろ。
そうそう。
読み聞かせする自分もかなり脳トレになっていると思います。
方言でかかれた昔話なんて、なかなかむずかしいですから。
読み聞かせって子ども、何歳なの?
と思いますよね。
8歳と11歳です。
でも、喜びますよ。
自分たちでは選ばないようなおはなしを読みます。
昔話のようなものが多いです。