コーヒーを飲みたくなる映画・2
こちらも見ました。
コーヒーを飲みたくなるというより、
コーヒーを飲みながら見たい映画です。
「何が違うの?」と聞かれそうですが、あくまでも私の感想。
りえさん(原田知世)の淹れたコーヒーと水縞くん(大泉洋)の焼くパンを食べられるカフェ(北海道の月浦と居場所にある)とそこに訪れるお客さんたちのお話です。
こちらは子どもと安心して見られる作品。
全体を通して穏やかな空気が流れています。
子どもたちはこんなところで暮らしたい、こんな暮らしがしてみたいと言っていましたが、かなり大変そうです。
コーヒーも美味しそうではあるのだけれど、パンや料理が美味しそうです!
作りたての料理もたくさん出てくるし、焼きたてパンを手でわけて食べるのが
それはもう!おいしそう!!今度、パン食べるときはこんな風にしたい!と思いました。
不思議な登場人物たちも出てくるし、主役の二人は演技もおさえ気味なので、映画を見ているというより、絵本や漫画を眺めているような気持ちになります。
最初、ちょっと演技おさえ過ぎ?と思って、歯がゆい感じがありました。
でも、見終わった後の感想は、「いい映画だったなあ…」とじわりと心に温かいものが残ります。
好き嫌いがわかれるのかなとも思いましたが、私は好きです。
後から、文庫(映画を小説化したそうです)を買って読んでみましたが、
映画には描かれていない事がけっこうあって。
「そういうことね」とここで納得したりしました。
先に読むべきか、後から読むべきか、読まない方がいいのか…
悩みます。
本には映画の中に出てくる「月とマーニ」という絵本がついています。
この映画をみるときは、パン(シンプルな)とコーヒーを用意して見るとよいかもしれませんね。