ぽっぽのおはなしカフェ(6月)
三回目となった大人向けおはなし会。
プログラムは
おはなし「三びきの子ブタ」(イギリスとアイルランドの昔話)
絵本「あめのひ」(ユリー・シュルヴィッツ)
でした。
「三びきの子ブタ」
私の知っている子ブタくんより、したたかでたくましい子ブタ。
イギリスに伝わっている原文に近い形で翻訳したのだそうです。
長女が以前、読んでもらってきた時、衝撃を受けていた。その気持ちわかる。
はる子さんより、形を変えずにそのままもとのお話を伝えることの大切さを教えてもらいます。
「あめのひ」
こちらは義理の妹(絵本好き)から、好きな本として紹介してもらったことがある。
そのときは、「へえ・・・」としか正直思わなかった。(ごめん)
でも、読み聞かせをしてもらったら、印象が全然違う。
心に入ってくる道のりが違う。(自分で読んだ時は内容を覚えてもいなかった)
人の言葉にのせて伝えるって全然違うことなんだなと確認。
いっすんぼうし
このお話は、知っているようで知らないような…
きちんときくと、いっすんぼうしにちょっと惚れてしまう。
ちっちゃいくせに、怖い鬼たちの前で「いっすんぼうし、ここにあり!!」なんてかなりかっこいい。はる子さんの読み方もいいんだな。
見事、鬼を退散させて、その後、ちゃあんと、出世してお姫様と幸せになる。
頭もかしこそう。
絵も素敵という感想が多かった。
そして、昔話をいろいろと揃えてきてくれて。
いろいろな国を絵本から知るっていいなあ。絵本トリップ。
昔話はいろいろな形となって本になっているから、選ぶのも悩んでしまうけれど、今回紹介してもらったものは日本語も美しいし、絵も印象に残るものが多い。
昔話全集…みたいなものが値段的ににもお得かな〜なんて選んでしまいがちだったけど、こういった本を目の前にすると、選び方を考えなくてはと思う。
お話を端折っていないできちんと書かれたものや、絵本が発信している力って大きいなあ。
学校での読み聞かせしたい本が増える。
こちらは雨シリーズ。
本のリスト。読み聞かせの目安時間ものっているので
とても参考になります。
ティータイムメニューは
「三びきの子ブタ」が、イギリスの昔話と聞いたので
イギリスのティータイムを意識しました。
ティーサンドとミルクティーです。
子ブタがティータイムをしていたのか、わからなかったのですが、
お話の途中で、子ブタくん、バターを作る桶を買ってくるシーンがあり、けっこういい食生活していたのでは?と推測。
きゅうりのサンドイッチと、マーマレードのサンドイッチ。
マーマレードは参加者の方が前回、お庭の夏みかんを持ってきてくださったので、それを使って。いいでしょ。
絵本のためにお茶の準備して、みんなで楽しむ。
楽しい時間だなあと思います。