ぬか床の容器。あれこれ・・・
立春に合わせて、お引っ越ししました。
私ではなくぬか床が・・・です。
今までは人気の琺瑯の長方形のタイプを使っていました。
冷蔵庫にも入るサイズだし、見た目もスッキリ。
ずっとこれで漬けていくつもりでした。
でも、使っていくうちに、ちょっとストレスが・・・
私の作りたい分量と容器が合っていなかったのでしょう。
糠床が混ぜにくいんです。
混ぜる度に、糠がまわりに落ちるし、容器のふちにも糠が着く。
その都度、きれいな布巾などで拭くのが理想ですが、大雑把な私にはちょっと面倒で・・・
プラスチックの蓋はだんだんゆるくなってしまうので、定期的に買い替えねばなりません。
(暖かくなると、ぬか床の匂いは虫に好まれるみたいでよって来ます。・・・蓋は大切です。)
どうしようかな〜と悩んでいたところに、ぬか床師匠の助言が。
「かめに変えたら美味しくなったのよ〜。」
そ、そうなんだ。なんか、わかる気がする〜♪
影響されやすい私。
半月ほど悩んでかめを購入。
大切なのは菌たちにとって住みやすい環境であること。
小さじ1杯のぬか床に8億から10億ぐらいの菌が住んでいるそうですよ。
宮本輝さんの「にぎやかな天地」に書いてありました。
かめは大きくて混ぜやすいんです。
混ぜやすいのは私にとってかなり重要なポイント。
菌たちも私がよく混ぜるので喜んでいるはず。
新しい住まいは昔ながらのかめ。
ぬか床にとって、マンションから平屋に移った感じ??
見た目もそうだけど、環境的にもね。
高さもあるので、こぼれることもなく、本当に混ぜやすい。
ちなみに冷蔵庫には入りません。
ちょっと覚悟が必要なんです。この大きさにするって。