*スマイルごはん*を始めよう

地球も私たちも笑顔になれるごはんや暮らしのこと

子どもたちの成長をひっぱってくれたりょうりの本。

 最近、料理に興味がでてきた長女に、こんな本を借りてみました。

載っているメニューはテーブルの上で作れるようなものばかり。

たまごごはん、バターごはん、ふりかけ、オープンサンド・・・

分量ものっておらず、作り方もシンプル。

 

簡単すぎるかな〜と思ったけれど、子どもたちにおおうけでした。

そして、昨日はこの本が大活躍しました。

 

昨日の祝日、私は体調が悪くて、食欲もないので、朝食の準備だけして、リビングに布団を広げて、寝ていました。

パパはお仕事だったので、子どもと三人の休日です。あまりゆっくりは寝られないなと思っていました。

 

私の体調が悪いことに気がつくと、子どもたちは、朝の勉強、朝食の洗い物、食器拭き、部屋の片付けなど「ママが気がつく前に終わらせよう!」と テキパキと仕事を進めていたのでした。

(いつもは言ってもやりません。)

 

そのうちに、お昼ご飯を自分たちで作ろうという話になり、この「おりょうりブック」を取り出して、何を作るか相談を始めました。

 

メニューはオープンサンド、ミルクセーキ、ホイップクリームつきデザートに決定。

買い物も二人で行くというので、お金を渡して、全てまかせました。

 

買い物メモをもち、「スリにとられないようにしなくっちゃ」とお財布をしっかり握りしめ、気合い十分に出かけていきました。(スリは最近探偵ものの本に出てきて知りました)

 

途中、「地区センターでイベントやってるから見てきていいか?」というかわいらしい質問と、「生クリームはどのメーカーがいいのか?豆乳は買っておいたほうがいいのか?」という気遣いのある電話がかかってきて、私も二人の様子を想像しながら待っていました。

 

帰ってくるとさっそく手を洗って、「ママは寝てていいから!」とオープンサンドを作りはじめました。

 

パンにバターを塗り、ハム、レタス、チーズ、ツナ、マヨネーズなどをのせてダイナミック(のせすぎてちょっと食べにくい)な仕上がりのオープンサンド。

 

そして、タッパーに牛乳、卵、砂糖を入れてシャカシャカふって、ミルクセーキ作り。

 

デザートはおやつの時間に作ることにして、オープンサンドとミルクセーキでお昼ご飯にしました。

 

なんとも、うれしい「ご馳走」です。

 

母、感動しました。

少し前までは、具合悪くても子どもの食事作らなくちゃ・・・とゆっくり寝ていられなかったのに、今では自分たちで献立をたて、買い物をして、料理して、後片付けまでできる。

自分たちで食事が作れるという自信は、生きていく上でとてもいい土台になるのではないでしょうか。

 

すごい成長です。

 

そして、いい本をタイミングよく借りてきた自分もすごいなと思って。

目につくところに置いてくれた図書館の方にも感謝です。

 

本っていいな。

子どもたちの成長をぐいっと上手にひっぱってくれた気がします。