見守りママ
長男が幼稚園に通っていときに作った物です。
初日、あまりに泣くので(一日中泣いていたようです)、母としても切なくなり、あわてて作りました。
「これはママだからね。○○くんのこと、幼稚園でもずっとまもってあげるからね」
そう言い聞かせて、リュックの正面から見える部分(手がちょうどつかめるあたり)に縫い付けました。
その後も、泣きながらですが一応毎日登園でき、楽しそうな様子の写真が見られたのは2学期の終わり頃でしょうか。
年中になった頃、「これ、恥ずかしい」といって見守りママを外すように頼まれました。
「ああ、成長したなあ・・・」
嬉しい気持ちで見守りママを外しながら「こうやって成長していくんだな」としみじみと寂しさも味わいました。
その後、引き出しにしまったあった見守りママですが、長女のキャンプのときに持って行きたいと言い出し、仕事復帰です。
帰宅後も、部屋において、子どもたちの勉強の様子を見守って(監視?)もらうことにしました。職場は二人の机がちょうど見える場所です。
この、くてんとした感じ。毛玉がついたよれよれっとした雰囲気。
成長して、必要のない子どもたちにはなんとなく気になる存在のようで、ときどきいじっては遊んでいます。