山椒の実
実家に一本の山椒の木があります。
5、6月に採れる青い実を使い、毎年母は、ちりめん山椒を作ってくれました。
大人の味・・・と思っていたら子どもたちも大好きでした。
今年はというと、母は体調が悪く、ちりめん山椒を作ることは残念ですが、もう無理でしょう。
あの味を引き継ぎたいなと思って実を収穫しようと思ったら・・・
収穫が、二番手だったため数粒しか採れず・・・
ちょっと拍子抜けしまいましたが、引き継ぎ手が他にもいたことは少しうれしい。
さて、肝心な山椒の実は、ごく少量。
塩漬けにするにも少なすぎる。
どうしようか悩んでいたところ、先日梅もぎにいったかねこふぁ〜むさんで売られていた山椒の実と目が合いました。
うちの「ちりめん山椒」になりたがっている感じをうけとり?実家でとった数粒の実たちと合わせて作ることに決定。
まずは山椒を塩漬けにします。
- 洗って、小枝を外します。
- 塩少々を加えた湯で実が指でつぶせる程度まで茹でます。
- ざるにあげて水をかけてさまします。しばらく水をかえながら漬けておくといいそうです。(私は忘れました)
- 水気を切って、重さの15%の塩まぶし、ビニール袋に入れ、上から重しをしました。このまま冷蔵庫で保存できます。
ちりめん山椒はあまり柔らかすぎないのが好みなので、短時間で作ることに。
- ちりめんじゃこ1パック(100g)に大さじ1〜2杯の山椒の実の塩漬けを用意します。
- 小鍋にみりん、酒を各大さじ1〜2杯ずつを入れてじゃこをいれます。アルコールを飛ばしながら軽く煮ます。
- 山椒の塩漬けを加えて、しょうゆも大さじ1ぐらいかな〜。味を見て好みで・・・
舌の上でビリビリする感じが美味しい。
ごはん、進みますね。子どもたちにも大好評!
母の味をひとつ、受け継ぐことができました。