「整いたければ調えなさい」
本のタイトルみたい♪ じゃないですか?
と、いきなり偉そうなタイトルで失礼いたしました。
辞書で「ととのう」と引くと「整う」「調う」とふたつの漢字が載っています。
意味としてはいくつかありますが、その一つに、「調和がとれる」というのがあります。
つまり
「調味するということは調和のとれた味にする」
(調和というのは食材に対して、そして人に対してだと思います。)
そして、
「調和のとれた味(おいしいと感じる味)は体を整える」
につながっていると思いました。
今、一番おいしいと感じる味に調えたものがその人の体を整える。
「体調を整えたかったら調え(調和のとれた味にする)なさい。」
という意味です。
強めの塩味を欲するときもあるし、薄味がおいしいと感じる日もある。
体は日々変化しています。
そして、体はいつも「整おう」としています。
家庭の料理はレシピに頼りすぎず、味付けは自分の舌で決めた方がいいですね。
「塩分とりすぎは・・・」など、知識や情報をいちど手放してみて。
ご自分の体を信じて、「おいしい!!」という味付けにしてみてください。
その場合。自然塩やきちんと作られた味噌や醤油を使ってください。
ただ、添加物や旨味調味料などを食べてきて味覚が少し、ずれている場合もあると思うのです。
そういったことが心配な方は、できるだけ、素材に近いものを食べましょう。
体に必要なものを判定できる味覚にしておくためにも。
自然塩だけで調味したものなどを食卓に一品はのせるようにしてみてはいかがでしょうか。
- 塩をふってから蒸し煮にした野菜。
- 塩のおにぎり
- さつまいもやジャガイモを蒸したり、包み焼きにしてから塩で食べるとか・・・
- キュウリやキャベツの塩をして時間をおいたもの
塩だけで、または塩をふらないでもそのままおいしいものってたくさんありますよね。
そうそう、「調味」する人こそ、「調えて整っておく」必要がありますね。
それから、家族は一人一人、必要なものが違います。だから、大皿から食べたい量を自分でとるのがいいと思います。
食だけで整う場合もありますが、そうでないこともあります。
大切ではありますし、整うきっかけにはなるかもしれませんが、「食」だけでなんとかしようと頭でっかちになるのは何か違う気がします。
どんなに体にいい料理でも、ママがイライラしていたり、メールしながら・・・なんていうのは逆にマイナスかもしれませんね。
話が広がりすぎました。
「整いたければ調えなさい」です。