ぽっぽのおはなしカフェ(7月)
ぽっぽのおはなしカフェ第4回が終わりました。
おはなし会のプログラムはこちらです。
1.詩「虫けら」大関松三郎/詩
『幼い子の詩集 パタポン②』田中和雄/編 童話屋 より
2.おはなし「ねずみの小判干し」
山形県の昔話『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館 より
3.絵本『むぎばたけ』
アリスン・アトリー/作 矢川澄子/訳 片山健/絵 福音館書店
4.絵本『LA PETITE MARIONNETTE』
Gabrielle Vincent/ 作 casterman
1から3までは田畑の季節感を表したもの。
はる子さんの素話がいいんだな、これが。
4は今回のテーマである文字のない絵本でした。
文字のない絵本をたくさん紹介してもらいました。
文字のない絵本。
今までは魅力をあまり感じたことがなかったので、ほとんど読んだこともありませんでした。
でもでも。
面白さに気づいてしまいましたよ、私。
「文字のない絵本」といっても
ストーリーのあるもの、絵をじっくりみて楽しむもの、
おとなでも楽しめるもの…
本当にさまざま。
文字のない絵本を読んで気づいた今までの絵本の読み方。
- 今までは文字を追いかけてしまい、絵をあまり見ていなかった。
- 内容さえわかればいいと思って、どんどん読んでしまっていた。
ということです。
そして、子どもは絵本を読むのが上手。
文字のない絵本を借りてきて家に置いておいたのですが、子どものほうが 絵をしっかり見ていることがよくわかりました。
一緒に読んでいると、大人の私は気がつかなかったことをいくつも教えてくれました。
本来、絵本の読み方なんて練習する必要なんてないはずですが、文字のない
絵本を見ることで今まで、使われていなかった機能が動き出した感じがします。
また、絵だけで作られている絵本を読むことで、普通の絵本の読み方も変わってくるのかなあとも感じています。
参加された方も
「ストーリーのあるものは映画を見ているよう…」 とおっしゃっていました。
また、子どもには早く文字のたくさんある本が読めるようになってほしいなと思うのが親心。
文字のない絵本を借りてくると「なんで?」と思っていましたが、あせることもないのかなあと。
子どもにしか読めない力もあるのかも知れません。その力を存分に発揮させてから文字のたくさんある本に進んでもいいのかなとも思います。
お気に入りの本がたくさん見つかってしまって困ります…
今まで素通りしていたのにね。
そうそう。今回はわらび餅。
「ねずみの小判干し」ではおじいさんが大豆の畑にいきます。
きなこのお菓子かなあと。そして涼しいしね。
水だし冷茶とともに。