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地球も私たちも笑顔になれるごはんや暮らしのこと

春休みにできること②

春休みにできることというか、楽しんでいること。

二つ目は、

「子供たちと料理を作る」ということです。

 

子供が3歳のころから、料理をさせたいという気持ちはあり、時々は挑戦させていましたが、学校が始まると、宿題や習い事に追われているのが現状。

 

ゆっくりと、心の余裕を持って教えることができませんでした。

 

「心の余裕」という視点からみれば、私としても、子供の生活から見ても、「子供と一緒の食事作り」は長期休みにゆっくりやるのがベスト。

 

目標は、子供たちだけで、献立をたて、買い物をし、料理を作る・・・ということ。

「食事作りの自立」です。

 

最近、竹下和男さんというかたの「世の中への扉 弁当づくりで身につく力」という本を読みました。

 

世の中への扉 弁当づくりで身につく力

世の中への扉 弁当づくりで身につく力

 

口でいうより、体験させるのが一番だということがわかります。

 

作っている人への感謝。食べ物の大切さ。食べたいものだけ食べていていいのかな?などなど、子供たちはいろいろなことを考えるようになります。

 

そして、この本のタイトルにあるように、世の中への扉・・・つまり、子供たちはお弁当の向こう側まで気がつくようになります。

 

ある男の子は自分で、買い物をし、弁当を作り、片付け、洗い物までできるようになります。

自分一人でお弁当が作れるようになったとき、あることに気がつきます。

 

お弁当に入れた鮭。これは自分が捕まえたわけではないこと。

ご飯。このお米も他の知らない誰かが育てたものだということ。

そして、ガスや電気を届けてくれている人がいるということ。

 

この男の子は「だから、僕は弁当ひとつ自分一人では作れません。」という言葉を作文に残しています。

 

お弁当作りを通して、大人の私たちですら忘れてしまいそうな大切なことを学んでいます。

 

この本に出会って、最初から最後まで体験させることの重要さに気がつきました。 

 

私も自分の子供たちには、「食」ときちんと向かい合って生きてほしいと思います。

 

また、暮らしていく力をしっかりと身につけ、それを楽しんでほしいとも考えています。

 

勉強はもちろん大事だけれど、「お勉強があるから、お手伝いはしなくていい」という育て方は、ちょっと違う。

 

生活の中からたくさんのことを感じて、学んで、工夫してほしい。

 

(理想は身の回りのことが自分で何でもできる人。工夫できる人。自分ができないことが多いからこそ、憧れます。)

 

 

現在の状況としては、長女は、料理をすることが楽しくなってきている様子。

長男は気が向かないと近寄ってきません・・・

 

それでも、目標を立てました。

ゴールデンウィークに「子供たちだけで食事を作る」という日をもうけてみることにします。

 

少し先のお楽しみができました。