調味料の役割。究極の調味料は・・・
今週のお題「調味料」
私が考える「調味料の役割」は、素材の美味しさを引きだすということ。
野菜の甘さを引き出す
魚の臭みをとって旨味を強調する
お肉の濃厚さをきゅっとひきしめたり・・・
その料理によって様々な効果なのだけど、素材が主役で、あくまでも調味料はサポート。ですよね。
でも、お店などに行くと、「?」と思うことも多いのです。
調味料が主役なの?というほど、
甘くて濃い味付けのお魚の煮付け、
ドレッシングの味がメインのサラダ、
甘すぎる酢の物、
旨味調味料たっぷりのスープ・・・
「おーい、素材の味はどこへ行ったんだ〜!」と叫びたくなります。
しかも、そんなお店は、人気があったりして。
砂糖と旨味調味料の味付け。それが人気の秘訣?
そんなに味を濃くしたら素材は何でもいいのでは?と思います。
食材が、可哀想です。
「たまちゃんにあやまれ〜」ではなく・・・
「お野菜やお魚にあやまれ〜」です。
この調味料があれば、何でも美味しくなっちゃうよ〜みたいなものってなんなんでしょう。
そもそも、素材の旨味を引き出す仕事なはずなのに、アミノ酸って必要なのでしょうか?
いろいろな調味料試したい気持ちもわかるのですが・・・
料理を美味しくしようと思ったら
素材と向き合い、「塩」だけで、調理してみる
(か、かっこいいね、私・・・)
塩は基本でありながら、それだけでも素材の旨味を引き出す「究極の調味料」だと思うのです。(精製塩ではダメです。自然塩でね。)
そう、「幸せの青い鳥」は、もうすでに自分の手元にあるのです。
そろそろ、人工的な薄っぺらい美味しさではなく、体の細胞が喜ぶような厚みのある料理を目指しましょう。
厚みのあるものを食べていれば、「厚みのある人間」に育つと信じてますから。