インフルエンザにかかるという意味
数週間ほど前、長女がインフルエンザA型になりました。
微熱から始まり、38度台になったのは翌日。
病院に連れて行ったところ、イナビルが処方されました。
お薬はできるだけ飲まずに治したい主義ですが、家族と話し合い、今回は飲ませることにしました。
飲んだら、すぐ下がるよ〜とのお話でしたが、服用(吸引?というのかな)するのが遅かったのか、結局、38〜39度台の高熱は3日ほど続きました。
吐き気と熱が順番に襲ってくるようでつらそうでした。「インフルやだ〜」とかなり参っていましたね。
完治までは冷静にみて9日ほどかかってしまいました。
あ〜、やっぱり辛そうだし、インフルはかかりたくないな・・・
というのが素直な感想。
反面、かかってよかったのでは?と思う部分も大ありで・・・
(進んで、罹るという意味ではないですよ。もちろん。)
それはそれは、つらそうで、可哀想でしたし、かからないにこしたことはないのでしょうが、今回の長女に関しては、必要があったからかかったという見方をしています。
長女は、1〜2ヶ月ほど、風邪ではないのに、ずっと胃腸の調子が悪かったんです。
もともと、よく食べる子なのですが、自分で食べる量を制限するぐらい、もたれたりしていたみたいです。
疲れがたまって弱っているのかなという感じ。
少しゆっくりさせた方がいいかな、または病院で検査した方がいいのかなと思っていたところでした。
そこにインフル。
まさに弱っているところに直撃だったのでしょうね。吐き気と腹痛があり、ほとんど食べられない状態が3日ほどありました。
しっかりとインフルにかかりきった感じです。
そして、回復した長女の胃腸は・・・
すっかり元の食欲旺盛の状態です。インフルにかかる前よりぐぐっと元気な子に戻りました。
インフルに限らず、風邪にかかると元々あった不調な部分も一緒に治るといいますね。
(薬に頼らず治した場合ですが)
まさにインフルになったことで、体の自然治癒力が全力で働き、胃腸の不調まで吹っ飛ばしたようです。
もし、これが予防接種をしていたり、薬がきっちり効いて、熱が上がりきらなかったら・・・
インフルは簡単に終了したかもしれないのですが、胃腸の方は治らなかったも・・・とも思いいます。
インフルではない風邪をもう一度ひいたかもしれませんね。
ちなみに長女は一人で部屋にこもることはできず、一日中、私と長男(弟)と同室にいました。寝るときも一緒。マスクもしたりしなかったり。菌は蔓延してたと思います。
でも他の家族は誰もインフルをもらいませんでした。
罹る必要のない体の状態だったということかな。どうでしょう。
移る人と、移らない人。
風邪を捕まえたい体とその必要がない体とも言えるかもしれないですね。
体と風邪のお話がもっと知りたい人はこの先生の聞くのがオススメです〜。
きづきかん・からだ教育研究所