体を整える道具たち
昔から使われている道具が好きです。
鰹節削り、すり鉢、すりこぎ棒、おひつ、飯台、蒸籠・・・
我が家の台所にはおしゃれなものは少ないです。
代わりになつかしい雰囲気のものがあります。
鰹節削り、すりこぎ棒・・・
これらの道具。変な姿勢ではうまく使えません。
背中が曲がっていたり、猫背だったり、重心が傾いていたりすると、すぐに体が痛くなりそうです。
この道具たちを前においたら、不思議と、背中をシャンと伸ばし、心もシャンとしてという気持ちになります。
そして、手先だけで動かすのではなく、体全体で扱うように心がけます。
そうしないと、無駄な力がかかって、すぐに疲れてしまいそうだからです。
包丁を使うとき、鍋の使い方、木べら、ゴムベラ、お菓子作りのときの泡立て器の使い方。
なんでも同じかも知れません。
大変だと思う作業は実はきちんと行うことで、私たちの体を自然と整えてくれているということを感じます。
もちろん、料理だけではありません。
以前、お世話になっているきづきかん-整体-
の井上先生に雑巾のしぼり方を教わりました。
何を今さらと思われますか?
私は間違っていました。
しぼり方ひとつとっても、体を整えるしぼり方、そうでないしぼり方と分かれてきます。
きちんと使っていけば、体についている無駄なもの、なくなると信じています。(うちの子は私の二の腕を筋肉だと思っています・・・)
雑巾がけ・・・。
いつもは無理です。でも運動不足の日にエクササイズと思ってやるといいかもしれません。(自分に言い聞かせます。)
お部屋もきれいになるしね。
仕草や動作の美しい人に憧れます。
持って生まれた顔や足の長さは変えられなせんが、姿勢がよくて、美しい動き方のできるおばあちゃんになりたいな・・・
(目標は先に設定しました。もちろん今から心がけますけど)
体の使い方、気になる方はぜひ井上先生のところへ行ってみてください。目から鱗の体験ができますよ。