季節感たっぷり。森ノオト
4月から、森ノオトのライターとして記事を書かせていただいております。
ライターなんて、かっこいいね!とあまりほめてくれない兄にもおだてられ、調子にのりそうになります。
いやいやいや・・・と戒めながら、それでも自分でもうれしいので会う人会う人に宣伝しています。
ですが、文章を書くって、本当にたいへん。
慣れていないからということもあるのでしょうが、あーでもない、こーでもない・・・と背骨をポキポキさせながら?必死に文章を書いています。
(パソコンに向かう時間ばかりが増えて、背骨が凝っている?途中で体操したほうがいいのです)
そう、その森ノオトが昨日、リニューアルいたしました。
そのページを開いたとたん、季節感あふれる印象です。ステキです。
二十四節句が書かれています。
今で言うと穀雨。
穀物をうるおすための雨という意味です。
「今日は雨か〜」と思うと憂鬱にもなりますが、「穀雨だね」といえば、自然に感謝する気持ちで胸が満たされます。
なんと、味わい深い日本語よ。
森ノオトの記事も大切に言葉をえらんで書かれたものばかりなので、じっくり読みたくなるはずです。
私も少しずつ、読み進めていこうと思っています。
そして、
ていねいに、言葉と向き合って、文章を書くこと。
これがができるようになりたいなと思います。
大人のためのおはなし会
先日、「おとなのためのおはなし会」を催しました。
「おはなしのへや ぽっぽ」での定員6名のちいさな会です。
プログラムはこちら。
おはなしを聞く時間は30分程度。
皆さん、もっと聞きたかったというご感想でした。
それほど、はる子さんのおはなしは心地よく胸に響くのです。
今回は『ちいさいおうち』がメインテーマ。
読み聞かせしてもらうことで、本に再会です。
自分で読んでいるときには気がつかなかったような絵の部分や文章の流れにびっくりするやら、うれしいやら。
おはなし会の後はティー&トーク。
お菓子とお茶をいただきながらの楽しい時間です。
作者のバートンさんは他にもたくさんの名作を私たちに届けてくれていました。
子どもが小さい頃、よく借りた本、知らなかった本・・・
絵の美しさは身近に手に入る美術品だと思いませんか。
作者であるバージニア・バートンさんはひとつの絵本を作るときに、とことん調べ抜いてから仕上げていくそうです。
ちいさな子どもむけかなと思った絵本にも、きちんとした情報がつまっているのです。これが、子どもたちが夢中になる秘密でしょうか・・・
親に読んでもらったときの印象、自分で読んでみた印象、大人になって誰かに読んでもらった印象。
同じ本なのに、受け取るものが変わっていくことも不思議です。
お茶とお菓子も『ちいさいおうち』をイメージして用意しました。
この本の表紙にもありますが、ひなぎく型のクッキー、そして、おはなしの中にりんごの花が出てくるので、りんごの紅茶もお出ししました。
バートンさんはひなぎくがお好きだったそうです。
誰が食べても安心して食べられるものがいいなと思って体にやさしいものを作りました。
『ちいさいおうち』のためのレシピです。
ひとりで絵を眺めるとき、お子さんに読んであげるときに添えてみてはいかがでしょうか。
ひなぎくのクッキーはほろほろとくずれやすい生地なので、型抜きより、丸めてからぎゅっとつぶして焼く方法がおすすめです。お花の型があればかるく型押しして。
コクを出したかったので、アーモンドパウダーを入れましたが、アレルギーを持っている場合は米粉か、片栗粉に置き換えてください。
ざらめもお好みで。
紅茶はりんごの皮や芯を使います。
茶葉はりんごの香りを楽しみたいので、少なめに。
りんごは実は普通に食べて、皮、芯を軽くお砂糖をまぶして冷蔵庫に入れておきましょう。すぐに使う場合はお砂糖に漬けなくて大丈夫。
水分を切って、茶葉とりんごの皮、芯をティーポットに入れ、熱湯を注いでください。
優しい甘さの「りんごの紅茶」になります。茶葉が少ないので、ポットに入れておいても渋くなりません。
実の部分をお花の形に抜いて、砂糖につけておき、紅茶に浮かべてみました。
「絵本と私」のすてきな時間が出来上がること間違いなし!!
家の近くの家庭文庫
初・取材記事を書きました。たくさんの方の力をお借りして。
取材させていただいたのは家庭文庫です。
家庭文庫って知っていますか?
なつかし〜って思う人も、知らないっていう人も読んでみください。
最近、私が本や絵本に熱くなっている理由がここにあります。
この世界大好きです。
いろいろなことに感謝の気持ちでいっぱいです。
読んでくださってありがとうございます。
「何考えているのかわからない子ども」をよくわかっている本
最近、毎週欠かさず見ている吉本新喜劇もちょっとマンネリ化してきました。
さあ、次のお笑いは何にしようか?というときに、よい本に出会いましたよ。
子どものために借りてきたんだけど、私がたのしー♪
本のタイトルを見て、「息子に読ませねば!」と思ったのですが、
そういう本ではありませんでした。
かなり笑えるレベルの「してはいけないこと」がたくさん載っています。
さすがにここまではできない例のオンパレードですが、
子どもってこんなことやりそう!と思わせるところが笑えるのです。
よくよく見ていると、絵は大げさだけど、文章を読むと「あるある」が多いかも!
この本に出てくる子どもたちはみんなかわいい。
こんな人たちは、困るけど怒れません。
「は??」と言いたくなるような、わけのわからないことをいうのが子どもであって、そこがかわいくて面白い。
まともになったら楽だけど、つまんなくなるのかな〜なんて、
変な心配したりしてます。
うれしいお誕生日会
昨日は私のお誕生日でした。
昼間、子どもたちがこそこそと何かしているなと思っていたら・・・
こんな企画をたててくれました。
イラスト入り。
りんごとペン、パイナップルとペン・・・
そしてミニオンズ。
歌のプレゼントをもらって、出前のお寿司を堪能。そして、
プログラム4に従って、おふろに先に入ります
すると、湯船にこんなものが浮いていました。
見えにくいけれど、何か書かれた紙が!
秘密の指令?
引っ張り出しやすいように蓋と紙が糸でつないでありました。細やかな仕事に母びっくりです。しかも息子の案だとか。
この地図は我が家の子ども部屋。
さあ、宝探しです。
☆印を探すと・・・
こんなステキなプレゼントが!!
お手紙もありがとう。
心のこもった楽しい誕生日でした。
母、幸せです・・・
補足です。
この宝探しゲームみたいなのは、お誕生日の恒例になっています。
たしか、この絵本がきっかけになって始まったと思う。
この本を読んだ後、いろいろむずかしいことをやってました。
なかなか見つからず、大変だったけど、今はずいぶんとシンプルになったのです。
好きなこと×好きなこと
本・絵本・おはなし × 体に優しいお菓子とお茶
体中の細胞が喜ぶような企画を考え中。
本や絵本は私にとって欠かせないものだし、お菓子作りはもともとは好きだったので、それを一緒にできるって最高!!
本のことはプロの司書さんが担当なので、私はお菓子を考えるのみ。その方の選書もステキなので何を作るか考えるだけでわくわくする。
せっかくなので、体に優しいおやつ復活!!
甘さは果物や、甘酒から頂戴する。
その他の食材もできる限り体に穏やかなものを使おうと思っている。
絵本の世界のお菓子って、アレルギーのある人たちには遠い憧れの世界なのよね。
でも、みんなで食べられるものだったら幸せだね。
ガツンとした甘さはないけれど、やさしい、ほっとするようなお菓子を準備したいなと思う。
大きくなった子どもにも読み聞かせ
子どもたちには、たくさんの本を読んでほしいと思っています。
そこで、小さく私が続けていること。
- 図書館などから借りてきて本を置いておくこと
- 自分もいつも本を持ち歩くこと
- 寝る前に読み聞かせをすること(毎日はむずかしいので、読めるときには)
ひとつめ。
本をいつも身近においておくことで、なんとなく手を伸ばして読んでもらえばいいと思っています。強制はしません。読まずにそのまま返すことも多いです。
ふたつめ。
大人が本を読んでいる姿をみることで、それが当たり前なんだと無意識の認識?をしてくれたらいいなと思って。
(もちろん、自分が読みたいから持ち歩いているので、おまけの効果を狙っているだけです。)
みっつめ。
読み聞かせ。
復活させました。
普通、こんな大きくなったら(小学3年生、6年生)自分で読みたい本を読めばいいよと思いますよね。
でも、間違っていました。
自分で読むことと人におはなしを聞かせてもらうって、全く別の世界です。
私自身が、読み聞かせをしてもらって気がつきました。
脳みそは別の部分が使われていると思われます。
どんな本を?
私は、子どもが選ばないと思われる本、私が読まなければ出会うことはないと思われるおはなしを読みます。
昔からあるおはなしが多いです。ロングセラーには理由があると思うからです。
読んでいて気づくのですが、「これで終わり?」「ええ!?」といったおはなしも多いのです。
どうしても、「めでたしめでたし」と終わってほしい人間の心理。
でも、いいんだろうなと思っています。
だって、世の中、「めでたし」で終わらないことってたくさんありますものね。
理不尽なこともたくさん。
本で経験しておくって大切なことだと思うのです。
これぞ、経験値。
自分がいやな目にあったときに、「そうそう、こういうおはなし、昔聞いたよね。」
「こういう人ってあの本にいたよね。」
って思えることが立ち直りのヒントになるかも知れません。
もちろん、楽しく終わる本も読みますよ。
人生いろいろ。
本もいろいろ。
そうそう。
読み聞かせする自分もかなり脳トレになっていると思います。
方言でかかれた昔話なんて、なかなかむずかしいですから。
読み聞かせって子ども、何歳なの?
と思いますよね。
8歳と11歳です。
でも、喜びますよ。
自分たちでは選ばないようなおはなしを読みます。
昔話のようなものが多いです。